幡日辞書「わ」　ウェルカムジョン万の会

幡多弁	共通語	用例	解説、その他
わ	私、自分	わんくのことは、自分でするけん	「自分の家のことは自分でするから」「わ＋の」は「わん」となる
わかいし	若者、若い人	ええわかいしになったもんよのう	「いい若者になったものだなあ」男性に対して使われる、女性は「むすめ」
わく	まびく	だいこ、わきよらよ	「大根の苗を間引いているよ」
わさ	罠	ししのわさんみだされちょった	「猪の罠が壊されていた」本来は輪を使った罠。古語
わざ	いたずら、悪さ	わざしよったら、おごられるぞ	「いたずらしていると、怒られるぞ」
わざし	いたずらする人、悪さ	あの子はわざしやけん。こまっちょらや	「あの子はいたずら者で、困っています」同義語わりことし
わざっと	故意に	われ、今、わざっとボール落としたろん	「あなたは、今、故意にボールを落としましたね」
わさに	わざわざ	わさに、持ってきてくれたがかよ	「わざわざ、持ってきてくれたんですか」
わさにも	一言も、噂にも	そんなこたぁ、わさにも聞いたことがなかった	「そんなことは、噂にも聞いたことがなかった」
わし	私	わしんやってみらよ	自分がやってみよう
わしら	私達	わしら、できるよ。いとしいしと	「私達は出来るよ。愛しい人」アクセントは「ら」
わや	いいかげんな、ぞんざい、馬鹿にする	人をわやにしてまんな	「他人を馬鹿にするんじゃない」他にも無茶、ダメなどの意味が含まれ、多用される言葉
わりい	悪い	わりいことしよったらいかん	「悪いことをしていてはダメだ」
わりいことする	害をなす	釘らあ、そのままにひちょったら、車にわりいことするぞ	「釘などをそのままにしておくと、車に害をなすぞ」生物、無生物に関わらず、害をなすことを言う
わりことし	いたずらっ子	めっそに、わりことしやねや	「本当にいたずらっ子だな」同義語わざし
われ	あなた	わりゃ、どこのもんなら	「あなた、どこの人ですか」しばしば、「われは」は「わら」「わりゃ」、「われが」は「われん」のように変化し、使用される。
わんだ	あなたたち	わんだ、どこから来たら	「あなたたち、どこから来たのか」二人称複数。対応する一人称「おんだ」には複数の意味がないため、意味が混乱しているかもしれない
わんだら	あなたたち	わんだら、どこから来たら	「あなたたち、どこから来たのか」二人称複数。対応する一人称複数「おんだら」
わんら	あなたたち	わんら、どこから来たら	「あなたたち、どこから来たのか」二人称複数。「おんら」はない