そ
幡多弁 | 共通語 | 用例 | 解説、その他 |
ぞあい | 気分 | おおの、ぞあいんわりい | ああ、気分が悪い |
そうがましい | うるさい、やかましい | なあし、そればそうがましにしよら | 「なんで、そんなにうるさくしているんだ」全国的に残っている |
ぞうくそがわるい | 気分が悪い | ほんまに、ぞうくそがわるい | 非常に立腹し、不快であること。「どくそんわりい」とも言う |
ぞうくち | 悪口 | 調査中 | |
そうけ | 竹製のざる | そこのめしぞうけとってや | |
そうた | 半袖の綿入れ | ひやいけん、そうたでも着るかよ | |
ぞうもつう | 苦労する | 今日はいよいよぞうもつうた | 今日は、本当に苦労した |
そえる | 走る | 何あわててそえりよるがなら | 何を慌てて走っているのですか |
そくたう | 補修する、支える | そこの崖んくえよるけん、そくとうちょらよ | 底の崖が崩れそうだから、支えをしているよ |
そくる | 殴る、叩く | そんげにわりいことしよったら、うっそくられるぞ | そんなに悪いことしていたら、殴られるよ(私に)同義語そつる |
そこつべ | ほんの少し | そこつべばやけんど、まあ、食べておせ | 「ほんの少しだけど、まあ、食べてください」鍋の底の意 |
そこまめ | 落花生 | そこまめいったけん、くうていけ | |
そそくり | せっかち、あわてもの | うちのかかは、ざまなそそくりやけん | 私の妻は慌て者だから |
そつる | 殴る、叩く | そんげにわりいことしよったら、そつられるぞ | そんなに悪いことしていたら、殴られるよ(私に)同義語そくる |
そと | そのひと | そとん、先に手えだいてきたがよ | そいつが先に手を出してきたんだ |
ぞぶる | 渡る | 浅いけんぞぶっていこうや | 浅い水を歩いて渡ること。同義語どぶる、どんぶる |
そめる | 慣れる | やりそめたら、上手んなるけん | なれたら、上手になるよ |
ぞよくる | ざわつく | ええろか、みょうに、ぞよくりよる | 大丈夫だろうか、へんにざわついている |
そら | 高い所 | 山のそらいむいて畑んあるろう。ばあはそこいおるはずや。 | 山の上に畑があるだろう。おばあさんはそこにいるはずだ。 |
ぞれる | 崩す、ひっくり返す | ぼさん、ぞれてしもた。またつまなあいかん。 | 丸太(の山)が崩れてしまった。また、積まなければならない。 |
ぞろりっと | そうっと | 今、だいぞん、ぞろりっと入ってこららったか | 今、誰かが、そうっと入ってこなかったか |
ぞんぞんする | ぞくぞくする | かぜひいつろか。ぞんぞんする。 | 「風邪をひいただろうか。ぞくぞくする」寒気がする様 |
ぞんぶり | 調査中 |