へ
幡多弁 | 共通語 | 用例 | 解説、その他 |
へえぜえ | 普段 | へえぜえから養生せないくまい | 「普段から養生をしなければなるまい」 |
へご | 変 | へごなかっこすな | 変な格好をするな |
へこい | ずるい、せこい | へこい、ざまに、へこい | 「ずるい、すごくずるい!」 |
べし | 鴨、家鴨 | べーし、べし、べし | 鴨や家鴨を追うときの声。能面のべしみはへ字口を表し、鴨の口がひしゃげていることからそう呼ばれたかもしれない。筑紫地方に同様の呼び方がある |
へせる | 叫ぶ、悲鳴を上げる | そればあもへせってたまるもんか | 「それほども、叫んでたまるものか」同義語ひせる |
ぺそぺそ | アマオブネ | ぺそぺそとったち、たべれんろ | 「アマオブネ採っても、食べられないだろう」 アマオブネ科の貝の呼称。食べられない訳ではないが、食べる人は少ない。販売もされない |
へち | よそ、他 | へちごとすな | 「他のことをするな!」語源は辺地。古語 |
べったり | たくさん(多いこと) | になんべったりある | 「巻き貝がたくさん(一面に)ある」 |
へっち | よそ、他 | へっちなことすられん | 「他のことをしてはいけない」 |
べら | 舌 | べら火傷した | 「舌を火傷した」同義語べろ |
へらこい | ずるい | へらこいことしようがは、誰なら | 「ずるいことをしているのは誰だ」 |
ぺらやき | お好み焼き、生地が薄いお好み焼き | 昼はペラ焼きにしょうや | 「お昼ご飯はペラ焼きにしようね」 今後の町おこしの原動力として期待されている |
べろ | 舌 | べろ火傷した | 「舌を火傷した」同義語べら |
へんしも | 早く、急いで | へんしも見ちょん | 「早く見てみろ!」使用頻度が高い |
へんどし | 物乞い | へんどしん来た | へんどしは職業遍路を言う。遍路との混同も見られる。現在は用いられることは少ない。 |