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幡多弁 共通語 用例 解説、その他
こな子はどこの子なら「この子どもは、どこの子どもだ?」
助詞「の」が変化したもの。この子→こなこ。全てのことばにつくわけではなく、この牛→こな牛とはならない。その子→そな子となるが、どの、あのは変化しない
〜か、〜のどこ行きよらな「どこに行っているの」
「どこに行きよら」→「どこに行くんだ」程の差がある。語尾に添え、丁寧な意味を持たせる
なあなぜ、なんでなあし、遅くなるが「なぜ、遅くなるの?」理由を尋ねるとき使う。同義語なあせ、なし
なあなぜ、なんでなあせ、遅くなるが「なぜ、遅くなるの?」理由を尋ねるとき使う。同義語なあし、なし
ない〜ないむつかしないことばっかり言うな「難しいことばかり言うな」
形容詞の後につき意味を強める。いびしない、めんどしない
片付けるはよ、なしちょけ「早く、片付けなさい。」同義語しまう、しのべる、くるめる
戻すその本、なしちょけ「その本、元に戻しておけ」
なかしい泣きたいなかしいばずつなかった「泣きたい程つらかった。」泣きたくなる程つらい様子
がせ梅雨今年のがせはまだあけんか「今年の梅雨はまだ明けないか
仲人どさん、たててくるけん。「仲人さんをたてて、正式に結婚申し込みに来ますから。」
なきしめくいたれるひどく泣くなきしめくいたれてまんな「そんなにひどく泣くんじゃない。」同義語なきしめたれる
なきしめたれるひどく泣くなきしめたれてまんな「そんなに泣くんじゃない。」同義語なきしめくいたれる
なきみ泣き虫あの子は、なきみそやけん「あの子は、泣き虫だから。」類義語びったれ。対語がいみそ
なぐ手間取る、遅れるおおの、よいよなれたねや。「ああ、とても仕事が遅くなった」
仕事などが手間取り、予定が遅れる様
ごうなる寝込む、横になることうて、ごうなっちょった「体が疲れて、横になっていた」
疲れて寝る場合に用いる。病気で寝込むこと、立っていられなくなる意味もある。なごなる
ごなる寝込む、横になることうて、ごなっちょった「体が疲れて、横になっていた」
疲れて寝る場合に用いる。病気で寝込むこと、立っていられなくなる意味もある。なごうなる
なぜおそなる?しなら「遅くなる?なんでだ?」
同義語なあし、なあせ。「なしぞ」と続くことが多い
入れるあの子も仲間にいちゃろうや「あの子も、遊び仲間に入れてやろうよ。」
なすくり押し付け合いなすくりいしよらんと、ほんまのこと言わなあいかん「押し付け合いしないで、本当のことを言わなければいけない」
なす責任を転嫁するひとになすってまんな「人のせいにするな」
多くの場合、責任を転嫁する意味で用いられる。こするの意味がある
なぜなせ、なきよるが「どうして泣いているんだい?」
薄い、弱いこのビールはなそいこたないか。なそいがはいかん「このビールは薄味ではないか。気の抜けたようなのはダメだ!」
土佐弁たっすいに相当する
ななななさんよい、おるかのい「若嫁さんよ、いるかい?」
主として舅が嫁を呼ぶことば
へん何事によらずあれらのするこたあ、なにへん、ええかげんながよ「あいつらがすることは、何事によらずいい加減なんだよ」
キノコなばんなっちょる「キノコが生えてる」
しみおんちゃん、なばんできちょる「おじさん、顔にしみができてる」
なぶ魚群ざまな、なぶらんおる「すごい魚群だ!」
刺身なまにするかよ「この魚は刺身にしますか」
なまらはんじゃく生半可なまらはんじゃくなことじゃ、できりゃせんぞ「生半可な努力では、出来るものではないよ」
東北地方に類義語
なや融通なやのきかん人やけん「あの人は融通の利かない人だから」
なりく怒るなりくっ家に入ってきた「ひどく怒りながら、うちにやってきた。」
非常に怒っている様。同義語なる
怒るなっ家に入ってきた「ひどく怒りながら、うちにやってきた。」
非常に怒っている様。同義語なりくる
なんさんお母さん西南地区一部で使われる。おなんさん
んしゃしらんなんだか分からないがんしゃしらん、そうなっちょった「なんだか分からないけど、そうなっていたのよ。」
んしゃんんしゃんなんとかかんとかんしゃんんしゃん言いよったけんど、よう分からん「なんとかかんとか言ってたけど、よく分からない」
なんるにどうしてなんるに、そうなるがかわからん「どうしてそうなるのか分からない。」
なんちゃ何も、何にも、何でもなんちゃないなった「何もなくなった」
なんちゃ別に「何怒りよら」「なんちゃ「何を怒っているのか。」「べつに。」
有名な沢尻エリカの「別に」と同じ使い方
んぶいくらこれんぶ?「これいくら?」同義語なんぼ
んぼいくらこれんぼ?「これいくら?」同義語なんぶ
んぼいくらんぼものこっちょらん「いくらも残っていない。」同義語なんぼし
なんぼいくらなんぼのこっちょらん「いくらも残っていない。」なんぼに強めの助詞しがついたもの
なんぼうたちいくらなんでもなんぼうたち「いくらなんでも。」
感動詞として用いられ、あきれた感情を表す。なんぼゆーたちと発音。よく使われる
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