幡日辞書 ウェルカムジョン万の会

ウェルカムジョン万の会HOME>幡日辞書>ひ

幡多弁 共通語 用例 解説、その他
いとい一日こればのこた、いといあったらできる「これくらいのこと、一日あったら出来る」
ひいとい干し(一日干した干物)
ひがしや芋を干すなど加工して作った菓子ひがしやま作りよる「干し芋作っている」
芋を干して作った食品。干菓子のことではないかと思われる。「やま」は京都の東山からか
ひがち必死それば、ひがちんなってやらんちも、よかろん「それほど必死になってしなくてもいいだろう」
下ろす局行ってぜにひいてきた「郵便局に行って、お金をおろしてきた」
ひこずひきずる裾ひこずよるぞ「すそを引きずっているぞ」
びしゃ灰汁水田の土壌改良に用いたものか
はげおおの、頭うってすんできちょる「ああ、頭を打ってはげが出来た」
ひせる泣き叫ぶこればあ、ひせりよるがは、どこの子なら「これほど泣き叫んでいるのは、どこの子どもだ」
ひどく泣き叫ぶ様子。同義語へせる。ひせくる
ひだける遅れる、ずれるひだけたことするもんじゃない「ずれたことをするな」
ひたる浸かるこないだの大雨は床までひたった「この間の大雨は床まで浸かった」
ひだるいひもじいひだてどもならん。なんぞ食うてから仕事すらあ「ひもじくてどうにもならない。何か食べてから仕事をするよ」
飢え、ひもじい様子。古語「饑し」
ひちきたないとても汚いおお、ひちきたのにしちょる。みんなくるめちょけ「おお、とても汚くしている。全部片付けなさい」
ひっ必死ひっかで泳ぎよる「必死で泳いでいる」
ひっかもっか必死毎日、ひっかもっかしよっとよ毎日、必死だったよ
ひっしゃくるひったくる腹んたったけん、ひっしゃくってきた「腹が立ったから、ひったくってきた」
乱暴に奪い取ること。同義語うっしゃくる
びっしり隙間なく、間なしに、しょっちゅう近頃、びっしり来よるやいか「近頃、しょっちゅう来るじゃないか」
密な様を言う
びったれ弱虫げに、びったれやねや「本当に、弱虫だなあ」
びっちょ頬、びんた、もみあげ
ぴっちょっとそれ、ぴっとくれんろか「それ、すこしくれないだろうか」
同義語ちいと、ちびっと
ひてる捨てるいらんもなあ、ひてれ同義語ほかす、ほたる
ひとがめ一重まぶたおまんは、きれえなひとがめじゃねや君って、きれいな一重まぶただね
ひとっちゃ一つも、全くうちんこは、ひとっちゃ、言うこときかん「うちの子は、少しも言うことを聞かない」
ひなか日中昼ひなかから、何、酒飲みよらよ「日中から、なんで酒を飲んでいるんだ」
ひなちひにちずつなかろけんど、ひなちぐすりやけん「つらいだろうけれど、日にちが解決してくれるよ」
ひね指でひねるその口、ひねくっちゃれ「その口、ひねってやれ」
そこのひ、もってきてくり「そこの紐を持ってきてくれ」
ひみず日陰暑いけん、ちょっこりひみずでやすもうよ「暑いから、少し日陰で休もうよ」
ひみずもぐら
ひめつお宗田鰹ひめつおうまいぜ「ひめかつおは美味しいよ」
造語、宗田鰹、またその加工品の名称。全国区を目指している
寒いおおの、今日はひいねや「おお、今日は寒いねえ」
土地そこの川ひらで干したらえいわ「そこの川(の土地で)干したらいいよ」
平らな場所、土地
ひらう拾うごみひらえ「ゴミを拾え」
生む、出す屁ひった「屁をした」「卵をひる」と表現することもある
んじょこんごうだうだ言うんじょこんご言いよらんと、ちったあ動け「うだうだ言ってないで、少しは体を動かせ」
編照金剛からきたことばか
びんだまビー玉、浮き玉びんだましょうよう「ビー玉しようよ」
ビー玉遊び、漁具のガラス製浮き球
びんづすねる、腹を立てる何をびんづくっちょるがぞ「何を腹を立てているのだ」同義語びんづる
びんすねる、腹を立てる何をびんづっちょるがぞ「何を腹を立てているのだ」同義語びんづくる
ひんど一日中ひがなひんどし外いおるけん、色もこげらよ「一日中外にいるんだから、色も黒くなるよ」
んのむ飲み込むせわしいけん、んのんできた「忙しいから、飲み込んできた」
急いで飲み食いすること
びんさみ髪留め「びんさみこうてきちゃらえ」「おおきにね」「髪留め買ってくるよ」「ありがとうね」
びんびん釣ってきたけん、もってきた「魚釣ってきたから、持ってきた」
ウェルカムジョン万の幡多弁翻訳室 幡多弁辞書目次

幡日辞書目次 幡多弁コンバータ[万次郎] 簡易幡多弁データベース[アホウドリ]

- - - - - - - - - -