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幡多弁 共通語 用例 解説、その他
ふうがわるい格好が悪いふうがわりい真似すな「格好の悪い行為をするな」
見た目、行いが悪いこと。同義語ふんわりい、ふがわりい
ぶえん無塩この鯖はぶえんもんやけん「この鯖は無塩だから」
新鮮な魚のこと。塩で処理していない魚
ゆるいこのくつはぶ「この靴は大きくてゆるい」靴や服が大きい様子。同義語だすい
ふかぐながぐつひやいけん、ふかぐはいていったらどうならよ「寒いから、長靴を履いていってはどう?」
ゴム長靴を言うが、古くは藁製の長い靴を呼んだ
かんぶち淵、渕あこらしはふんぶちやけん、近寄られん「あの辺は深い淵だから近寄ってはいけない」深い淵
フグ、河豚とん釣れた「河豚が釣れた」
ふくらしゴム風船ふくらしむもろた「ゴム風船もらった」置き薬の行商人からもらうことが多かった
藁製の袋農作業等で用いる
ふす燻す、燃やすえらい、ふすよるじゃいか「とても煙らせているじゃないか」
意図せずに不完全燃焼させること。同義語くすべる
ふたがめ二重まぶたきれいなふたがめやねえ「美しい二重まぶただね」類義語ひとがめ
ふたドキドキおおの、胸んふふたするちや「ああ、胸がドキドキする」
不安な様。「ふたふた」は不安な要因が強く、「はくはく」は実際に拍動数が高い
ふつくふつくい何いれちょる「懐に何を入れている?」
ぷっしゅ小さい銛新しいぷっしゅん作った「新しい水中銃作った」
エビ漁に用いる小型の水中銃。チョッキン等異名が多い
ふて放置された様子あの子のことらあ、ふててやけん。むごいもんよ「あの子のことは放置しているから、かわいそうなものだ」
関心がない様、世話をしないこと
ふて捨てるかんなばふててこい「木くずを捨ててこい」
ぶらくぶら下げる腰にぶらくっちょるもんは、何ならよ「腰にぶら下げているものは何ですか?」
ぶらぶらとつり下げること
ふらふ旗、幟新しいふらふあつらえたけん「新しい幟を作ったから」大漁旗、節句の幟など
ふりく振り回すそればあ、ふりくったらわやになるろん「そんなに振り回したらダメになるだろ」
つくフクロウつくん鳴きよる「フクロウが鳴いている」同義語でしこし
ぶんスリングショット、パチンコぶんやで鳥おとしにいこうや「パチンコで鳥を撃ちに行こう」
Y字型の木にゴムを付け礫を飛ばす玩具
んわりい格好が悪いんわりいまねすな「格好の悪い真似をするな」同義語ふうがわるい
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