せ
| せ | さあ | 「せ。銭やるけん、せ。」 | 人に何かを与えるとき言う |
| ぜ | 〜だ | こりゃ、なんぜ | 「こりゃなんだ?」 |
| せえ | カメノテ | せえとってきた | 「カメノテとってきた」茹でて食べたり、味噌汁の出汁にする |
| せえらしい | 鼻が高い | 「ええ学校入って、せえらしいやいか」「そんなこたあるかえ」 | 「いい学校には行って鼻が高いじゃないか」「そんなことないよ」 |
| せがう | 競争する | この二人ん、ぎっちりせがいよる | この二人は、いつも競争している |
| せきついれ | 筆箱 | 新しいせきついれこうた | 「当たらし筆箱買った」石筆、石板を入れる箱 |
| せく | 急ぐ | どうして、それば、せきよるぞ | 何をそんなに急いでいるのか |
| せぐりもち | バケツリレー | 屋根までせぐりもちするぜ | 瓦ふき(屋根瓦の設置)の際、赤土を下に敷くのが伝統的な工法である。近隣の人が参加し、リレー式に赤土を運んだ。 |
| せくる | 嘔吐する | どいたら。なしせくりよら | どうしたんだ。なんで嘔吐しているんだ |
| せころばち | 背転び、わがまま | あこの子は、また、せころばちしよる | 「あそこの子どもは、またわがままを言っている」 小さな子どもがわがままを言う様 |
| せぜく | さわる | ちゃんと、せぜきみだいてしもた | 「すっかり、(用もないのに)さわって壊してしまった」同義語つつく、せつく |
| せせる | ほじる | カニはうまいけんど、せせらないかんけんの | 「カニは美味しいが、ほじらなければダメだからな」 |
| せたげる | 虐げる | あればあせたげられて、むごいもんよ | あれほど虐げられて、むごいことだ |
| せっかもっか | 言い争う様子 | なに、そればあ、せっかもっかしよら | 何をそんなに言い争っているのか |
| せつく | 殴る、叩く | ちゃんと、せつきみだいてしもた | すっかり、(用もないのに)さわって壊してしまった。同義語つつく、せぜく |
| せつろしい | 息苦しい | おおの、なしやろか。せつろしい | ああ、どうしてだろう。息苦しい |
| せど | 家の裏 | せどい、いよおいちょうけん | 家の裏手に魚置いてるから |
| せのっぽ | 背が高い | よいよ、せのっぽやねや | とても背が高いね |
| せばい | 狭い | せばい家やけんど、あがっておせや | 狭い家だけど、上がってください |
| せばる | 寄る | そんぎ、せばってこんとって | そんなに寄ってこないで |
| ぜよ | 〜だよ | 犬んおるぜよ | 「犬がいるよ」 幡多でも「ぜよ」を使う地域があるが、使用頻度は多くない。多くは「ぜ」で終わり、「ぜよ」の場合も土佐弁を使うドラマのように、強く発音しない。強調のより、同意を求める意味合いが強い。 |
| せりこせりこ | 詰める、おしくらまんじゅう | せりこせりこしたら、あとひとりばあ、すわれるけん | 「詰めたら、あと一人くらい座れるから」 名詞としてはおしくらまんじゅう。繰り返さず「せりこ」だけでも詰めるの意味で使用される |
| せれ | 〜しろ | はよ、せれ | 「はやくしろ!」するの命令形。「すれ」も使用される |
| せわしい | 忙しい | おおの、せわしいちや | ああ、忙しい |
| せわしない | 忙しい | おおの、せわしない | 「ああ、忙しい」強調のの「ない」が付いたもので、より忙しいことを表す |
| せんち | 便所 | せんち、いってくるけん | 「ちょっとお手洗いへ」雪隠 |
| せんば | スコップ | せんばもってきて | せんばは風呂の竈から灰を出すとき等に使う小さなスコップ |
| せんまんだき | 断崖絶壁 | せんまんだきから落ちたばあ痛い | 「千万滝から落ちた程に痛い」 千万滝は土佐清水市にある滝。足摺岬(50m)、大谷(30m)の二カ所にある。高い方は現在枯れている。高いことの喩えとして用いられる。 |
