て
幡多弁 | 共通語 | 用例 | 解説、その他 |
でがある | 十分である | このかしんは、よいよでんある | このお菓子は十分な量がある |
てがう | からかう | 人をてがうもんやない | 人をからかうものではない |
でこ | 額 | ||
てしお | 皿、取り皿 | てしおもってきてや | 「小皿持ってきてよ」「てしょ」とも言う |
でしこし | ふくろう | でしこしが鳴きよる | 「フクロウが鳴いている」 |
でしこし | 弟子 | 今年のでしこしゃ、どうならえ? | 「今年入った弟子はどうですか?」 職人は中学卒業して徒弟に入るのが普通であった。徒弟をでしこし、でしこと呼んだ |
てししか | たくさん(多いこと) | てししか作ったけん、なんぼでも食べておせ | たくさん作ったので、いくらでも食べてください |
てしょ | 皿、取り皿 | てしょもってきてや | 「小皿持ってきてよ」「てしお」とも言う |
てっこす | 頂上 | 山のてっこすに鳶ん飛びよる | 「山の頂上に鳶が飛んでいる」同義語てっぺす、てんこす、とんげす |
てっき | 焼き網 | 魚焼くけん、てっきもってきて | 「魚焼くから、焼き網持ってきて」 |
てっしり | たくさん(多いこと) | てっしり作ったけん、好きなば食べり | 「たくさん作ったから、好きなだけ食べなさい」多いことを表す語の一つ |
てっぺす | 頂上 | 山のてっぺすに鳶ん飛びよる | 「山の頂上に鳶が飛んでいる」同義語てっこす、てんこす、とんげす |
でぼ | 額 | でぼちん。額が突き出ている人のことを「でぼ」と言うこともある | |
てや | 〜だよ | 「そうてや、そうながてや」 | 「そうだよ、そうなんだよ」西土佐地区で使われる。他地区では「ちや」 |
でやく | 出役、共同作業 | 明日はでやくやけん | 「明日は出役だから」地域の共同作業を「出役」と呼んだ |
てやてや | なあなあ | ほんまに、てやてやの仕事しよるけん | 「本当に適当な仕事をしているんだから」 |
でんき | 電灯、照明 | でんきつけて | 照明のスイッチを入れて |
てんくろう | ほら吹き | てんくろうの泰作が 夫婦喧嘩をはじめまして。嫁「ええ。あたしゃ、こっちの泰作さんのほうが、好きじゃきに」 | 藤屋のCMで全国に知られた。「てんくろ」とも言う。同義語ほっぱさく |
てんごう | いたずら | てんごうすな | いたずらするな |
てんごう | おせっかい | 調査中 | |
てんこす | 頂上 | 山のてんこすに鳶ん飛びよる | 「山の頂上に鳶が飛んでいる」同義語てっこす、てっぺす、とんげす |
でんち | 懐中電灯 | くろうなったけん、でんち持っていきや | 暗くなったから、懐中電灯持って行きなさい |
でんちのみ | 乾電池 | でんちのみんきれた | 「乾電池が切れた」 |
でんび | 不公平 | でんびにならんように、わけないかん | 「不公平にならないよう、分けないといけない」同義語でんびこ |
でんびこ | 不公平 | でんびこにならんように、わけないかん | 「不公平にならないよう、分けないといけない」同義語でんび |
てんぽ | 無鉄砲 | てんぽなことしよったら、えらいめにあうぜ | 「無鉄砲なことをしていたら、大変な目に遭うよ」 |