ウェルカムジョン万の会 幡多弁が使われる地域

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明治22年4月1日 昭和の合併 平成の合併
佐賀村 佐賀町 黒潮町
七郷村 大方町
白田川村
入野村
田ノ口村
中村 中村市 四万十市
下田村
山中村
大川筋村
後川村
蕨岡村
東山村
八束村
中筋村
東中筋村
具同村
江川崎村 西土佐村
津大村
清松村 土佐清水市 土佐清水市
上灘村
伊豆田村
三崎村
下川口村
三原村 三原村 三原村
宿毛村 宿毛市 宿毛市
和田村
小筑紫村
沖ノ島村
橋上村
平田村
山奈村
奥内村 大月町 大月町
月灘村
十川村 十和村 高岡郡四万十町
西上山村
東上山村 大正町 高岡郡四万十町
幡多弁は、高知県西部で使われる方言です。広くは四国南西部方言の中にあり、南予方言と強い共通性があります。
高知県内で幡多弁が主に使われるのは、明治の町村制施行で置かれた36村です。





現在の区分では、宿毛市、大月町、土佐清水市、四万十市、黒潮町、十和村(現四万十町)、大正町(現四万十町)です。
境界に接する地域は隣接する地域の影響をうけており、佐賀町は窪川、旧西土佐村は松野、旧大正、十和村は、津野、鬼北、とそれぞれの隣接地域の影響が見られます。 そういうわけで、同じ幡多地域内でも、アクセントや使用する方言に、かなりの差異が見られます。

特異な例としては、宿毛市、大月町、土佐清水市西部(旧下川口村、三崎村)は、「いちきちもんちきち」と言われる、「て」が「ち」に変化した表現が見られます。 同様の変化は九州大分地方に見られ、海からの伝播が考えられます。
このように、幡多弁は地域によって単語も、語尾も、少しずつ異なっていますが、全体としては幡多弁としての共通の要素を持ってます。

万次郎の故郷「中ノ浜」は、藩政時代は中ノ浜浦、現在は、土佐清水市中ノ浜となっています。海岸沿いに点在する集落の一つで、古くから漁業、また、その加工を主要産業としていました。
前には太平洋が広がっていますが、山は海岸まで迫り、人々は、川沿いの狭い平地に住み、山を開墾して田や畑として暮らしていました。 万次郎が生まれた当時、浦々では鰹漁が盛んであり、多くは零細な漁民でしたが、鰹節を上方に販売する豪商もおり、千人程の人口があったようです。
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